岩井俊雄によるTENORI-ON開発レポート&作品情報
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以前の記事
St. Florianへ
9月2日は、今年のアルスエレクトロニカ フェスティバルの中でも
最もスペシャルな一日でした。

参加者は早朝から何台ものバスに乗ってリンツを離れ、
郊外にある修道院で、丸一日数々のイベントを体験する日なのです。

その修道院とは、サンクト・フローリアン修道院。
僕は知らなかったのですが、観光地としても有名なところで
リンツを代表する音楽家ブルックナーもここに眠っているそうです。

僕は、ここで今回2時間15分の長時間レクチャー&パフォーマンスを
行うことになっています。

実は最初はディレクターのゲルフリード・シュトッカーから
45分枠で他のアーティストと2人での対談を頼まれました。
しかし、せっかくのアルスという舞台です。
もっとしっかり自分のことを話したいと思い、一人で長時間の枠をもらえないか、
と提案したところ、彼は異例の2時間15分という枠をくれたのでした。
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僕は機材があったため、バスには乗らずに
モルフォビジョンを一緒に作っているNHK技研の深谷さん、
そして元IAMAS学長の坂根先生とタクシーでサンクト・フローリアンへ。
ちょっとリンツを離れたとたんに美しい田園地帯が広がりました。
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そして20分ほどで着いたのがここ、サンクト・フローリアン修道院です。
17世紀のゴシック建築だそうで、想像した以上に大きく立派な建物です。
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中に入ると真っ白な回廊がぐるりと続き、神聖な雰囲気を醸し出しています。
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そして、僕がレクチャーをやる部屋がここ!
なんとも華美なフレスコ画が部屋中に描かれています。
部屋はそんなに大きくなく、イスの数も150くらいしかなくて
僕の前にやったジョン前田や、エルキ・フータモ&ゴラン・レビン&ザッカリー・リーバマンの
レクチャーでは200人くらい入ってかなり立ち見がでていました。
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彼らが終わって午後には僕自身のレクチャーの準備となったのですが
僕のレクチャーは2時間以上あるので、立ち見になったらかわいそうだなと思い、
深谷さんに手伝ってもらって、イスを全部移動し
中央部分は床に座ってもらう構成に変えました。
他にも見やすいようにスクリーンの高さなども調整していたら
あっというまに時間が来て、お昼も食べれないまま開場することに。
しかし開場してみるとなんと…
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こんなことに…!とんでもない数の人が集まってくれたのです!
もう床に座ってもらう作戦だけでは到底入りきらず、立ち見もびっしり!
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でももうどうしようもありません。とにかく始めるしかありません。
しかしこの状況に僕自身も熱がこもり、レクチャー途中にはさみこんだ
観客参加のデモやパフォーマンスでは予想以上に大盛り上がり、
さらに少し時間をオーバーして2時間半近いレクチャーをやりきりました!
英語でこれだけの長さのレクチャーに挑戦したのも初めてでしたが、
自分としては過去最高の出来となりました。
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立ち見の人たちにはとても申し訳なかったのですが、途中退場する人もいず、
さらには、あとで聞いたら廊下にも入れないままの人がいっぱいいたそうで、
これだけの人が期待して集まってくれたこと、
そして真剣に聞いてもらえたことが本当にうれしい限りでした。

終了後、たくさんの人の質問に答え、さらに片づけをしていたら
昼飯に続き、晩飯のチャンスも逃してしまいました。
(メシ抜きで手伝ってくれた深谷さん、本当にありがとうございました!)
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ハラペコだったのですが、そのまま教会ホールを使ったコンサートを聴きに行くことに。
教会の巨大なパイプオルガンと、電子音楽を交互に演奏する
これまた実験的でなんともリッチな試みです。
場所の選び方といい、その内容といい、アルスのすごさをまた実感した一日でした。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-09-14 22:13 | Ars Electronica
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