岩井俊雄によるTENORI-ON開発レポート&作品情報
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親子や家族のあり方をテーマにした、岩井俊雄のもうひとつのブログです。
以前の記事
ワールドツアー3日目~ベルリン本番
ワールドツアー3日目、この日はベルリンイベントの本番です。
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朝ホテルに届いた新聞には、すでに昨日取材を受けたTENORI-ONの記事が載っていました。
文化欄の一面、4分の1を使ったかなり大きな記事です。
ドイツ語なのでどう書いてあるかわかりませんが、
とても感じのいいインタビュアーだったので、きっとうまくまとめてくれたことでしょう。
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本番のスタートは夜8時。深夜まで続くイベントなので
午前中はしっかり休んで、午後から気合をいれて出陣です。
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昨日は気がつかなかったのですが、
門の上のサインもかなりイカしてますね。
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会場に入ると昨日は心配だったスクリーンも3枚しっかり吊られて、
ステージが見事に出来上がっていました。

さて、ここから本当は本番までのステージでのリハーサルや
楽屋の様子などをお見せしたいところなのですが、会場に着いた瞬間から
僕は映像の準備や、自分のプレゼンのリハーサル、そして雑誌やテレビの取材などが
怒涛のように押し寄せてきて、まったく写真を撮っている余裕がありませんでした…

準備と取材で会場と楽屋を行ったり来たりでヘトヘトになり、
さらに実はホテルで朝食を食べたきり、お昼を食べてなかったのでおなかはぺこぺこ。
ようやく本番間近になって一通り終わって楽屋に戻ると、
おいしそうなラザニアなど、イタリア料理が用意されていました。
お、ケータリングを入れてくれたんだ!、と思ったら、そばにいたかわいい女性が
強いイタリア訛りの英語で、私がつくったのよ~、と話しかけてきました。
西堀くんとおいしいラザニアをパクつきながら、
「あなたたちが出るのは何時なの?」
「10時半ごろかなあ…」
「一度家に帰るけど、あとで見に来るわね!」などと話しているうち
かなり疲れと緊張がほぐれたのでした。
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さて、いよいよ夜8時。
開場時間になり、一気にたくさんの人が入場してきました。
僕はライブの準備で、ステージに張り付いていて
受付の様子などを見に行く余裕がまったくなかったのですが、
西堀くんの報告では、予想以上にかなりの人が並んでいるとのこと。
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確かに、みるみるうちに巨大な会場は人で溢れかえってきました!
人々の熱気と期待が伝わってきます。
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まず人が入ってくる間にNorman FairbanksによるDJパフォーマンスがスタートです。
DJといっても、ターンテーブルではなくTENORI-ONのみを使ったプレイです。
Norman Fairbanksは、世界初のTENORI-ONだけを使ったアルバムをリリースした人。
今回もTENORI-ON1台から出ているとは思えない完成度の高い音を聴かせてくれました。
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そして、いよいよ本番ステージの先陣を切ったのは、
トロントから来てくれたI am Robot and Proud。
キーボーディストでもある彼は、キーボードとTENORI-ONを両手でそれぞれ弾きこなします。
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ニューヨークから来てくれたNathan Michelは、今回初参加。
音楽で博士号も持っているという理論派の彼は、
イスに座って、TENORI-ON1台をまるで本でも読むかのようなスタイルで持ち、
ものすごいスピードで操作して、どんどんと音を変化させていきます。
今回僕も見るのが初めてだったので、その意外なスタイルと使い方に圧倒されました。
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次のSutekhは、フランクフルトにも出演してくれたサンフランシスコのアーティストです。
TENORI-ONの光の動きを見事に演出に加えた、
まさにこれこそ我々が望んだTENORI-ONらしいパフォーマンスで
僕も西堀くんも目からウロコが落ちる感激の瞬間が何度もありました。
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そして、いよいよ僕自身のプレゼンの時間がやってきました。
TENORI-ONによるソロ演奏に続いて、TENORI-ONのアイデアがどこから来たか
そしてそれがどう進化して行ったか、という完成までの道のりを
スライドや動画を見せながら熱く語りました。
後半は西堀くんもステージに上がって、TENORI-ONの基本的な説明や
2台のTENORI-ONによる即興演奏などを披露しました。
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実際のところ、前のミュージシャンたちのパフォーマンスが予想以上に素晴らしかったこと、
そして、この大きな会場がものすごい数の人で埋まったこと、
さらには僕のプレゼンの間、みんな真剣に耳を傾けてくれていることなど、
会場全体のいい空気がビリビリ伝わってきて、僕自身もかなり興奮していました。
最後は熱い拍手をもらい、興奮は最高潮に達しました。
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僕のプレゼンのあとは、ベルリンのTo Rococo Rotの登場です。
今回、僕は各ミュージシャンの映像演出をやることにしたのですが
試しに演奏中の音をPCに入力してリアルタイムに映像化し、
ライブカメラの映像と合成してみたのがとてもうまくいきました。
特にTo Rococo Rotの、生ドラムとベース、そしてTENORI-ON+MACの
3人の演奏は、生楽器と電子音の組み合わせが大迫力で、
音が視覚化された映像もあいまって、この日最高のパフォーマンスに感じました。
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音のインプットをリアルタイムに映像化するプログラムは、
僕が長年進化させてきたオリジナルのものです。
今回、このベルリンで初めて使用したので、実験もかねて
ほとんどのミュージシャンで試したのですが、その次のパフォーマーであるPoleも、
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今回ベルリンのみ参加のStewart Walkerも、それぞれ音や音楽の雰囲気が違うせいで
映像もパフォーマンスごとにかなり独特の振る舞いを見せてくれて、
新しい発見がいくつもありました。

そして、すべてが終わったのは深夜2時近く。
イベントが無事大成功に終わり、やりとげた達成感で
出演者もスタッフもみんなニコニコしていました。
今回、ベルリンでこうした音楽イベントを主催するClubTransMedialeというチームに
このTENORI-ONイベントの仕切りを依頼したのですが
会場の選定から、パブリシティ、会場作りやケータリングなど
本当に完璧にやってくれて大感謝です。
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最後、会場を出る前に、そのClubTransMedialeの中心人物であるヤンと記念写真をパチリ。
僕も西堀くんも興奮状態だったので一応笑顔ですが、
実は内心ヘトヘトに疲れきっていたのでした。

そしてさらに、このあと5時間後にはパリへ飛ばなければならないという
過酷なスケジュールが僕らを待っていたのです!
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by tenori-on | 2008-04-14 15:14 | TENORI-ON
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