岩井俊雄によるTENORI-ON開発レポート&作品情報
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親子や家族のあり方をテーマにした、岩井俊雄のもうひとつのブログです。
以前の記事
ワールドツアー8日目~日曜日のモントリオール
モントリオールでのオフ2日目。
この日、僕はどうしても行っておきたいところがありました。
それは、1967年にモントリオールで開催された万国博覧会の跡地にある
バックミンスター・フラーが設計したドーム、バイオスフィアです。

調べてみると、市内を流れるセントローレンス河の中洲の島にあるらしく、
ホテルからしばらく歩いた地下鉄の駅からだとすぐに行けることがわかりました。
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この日は、昨日にもまして寒い日です。
地図を見ながら駅をめざして歩いていると、集合住宅の横の木の上で何かが動く気配がありました。
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リスです!
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ネコのような感じで、野生のリスが街中にいるのはいいですね。
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ふふ、こっちをじっと見ています。かわいい!
写真を撮っていると、急に背後からバラバラッと音がして何かがたくさん降ってきました!
はっとして見ると、降ってきたのはカラつきの落花生。
見上げると、木の横のアパートの2階から、おばさんがこちらを見てにっこり。
部屋の窓から、リスに落花生をあげていたのでした。
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さて、しばらく歩いて目的の地下鉄の駅に着きました。
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ふと、駅の横の建物に目をやると、こ、これは!!NFB!!
僕が敬愛するノーマン・マクラレンのいた国立映画庁です。
見ると、どうもシアターか何かみたいです。
もしかしたらノーマン・マクラレン関係の本とか売っているかもしれません。
あわてて近づいたのですが、オープンは12時からとのこと。
よし、後で絶対来るぞ!
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興奮したまま、地下鉄駅構内へと降りていきました。
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目的の中洲の島へは、たった一駅です。
切符を買ってホームへ向かいました。
駅内はサインが色分けしてあってわかりやすいです。
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電車は川の下を走って、中洲へと向かいます。
地下鉄でたった一駅といっても結構距離があるようで、10分くらい乗っているような感じがしました。
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駅を出ると、目の前は一面の雪景色です!
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そして、振り向くと、おおあれは!
駅の屋根の向こうに、バックミンスターフラーのドームが見えます!
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いさんで近づいていくと、その巨大さにドキドキしてきました。
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徐々にその構造体のディテールが見えてきました。
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とても41年も前に作られたとは思えない美しさです。
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ドームの内側に建てられた建物の中に入ると、大きなバックミンスター・フラーの肖像画がかかっていました。
TIME誌の表紙を飾ったものでしょうか?笑えますね。
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67年当時、アメリカパビリオンとして建てられたこのフラードームは、
現在は水をテーマとする科学博物館になっています。
日曜なのに、ほとんど誰も来館者はいません。
子ども向けに作られた水に関する展示が並んでいますが、お世辞にもよく出来たものではありません。
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でも、博物館の中身などまったく関係なく、来てよかった!と思わせる
ドーム自体の圧倒的な迫力と美しさ!
ドームの内側に立って上を見上げ、球体の頂上がどこかを探したのですが
その三角形が規則的に繰り返される構造によってまったくわかりません。
折りしも、雪が降り出し、僕は空一面に広がるドームの構造を通り抜けて降る雪の中に立っていました。
次第に、自分の感覚が宇宙に取り込まれるような感じがしてクラクラしてきました。
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67年といえば、大阪万博の3年前です。
この残されたフラードームは、大阪万博記念公園に残る「太陽の塔」のような存在でしょうか。
岡本太郎の「太陽の塔」も素晴らしいけれど、しかし、このフラードームの
まったく時代を感じさせない未来的・数学的な美しさはどういうことでしょう!
自分が作りたいものは、フラードームなのか、太陽の塔なのか、
そんなことを考えながらバイオスフィアを後にしたのでした。
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ドームのある島は、現在自然豊かな公園となっていて、
鳥の声があちこちから聞こえてきます。島の中の池もカチカチに凍っています。
街中とはあきらかに気温が違うのでしょう。
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セントフローレンス川をはさんで、街のほうを見ようと歩いていくと
こんなモニュメントが。おお、これはもしやカルダー?
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モニュメントのボディには、しっかりアレクサンダー・カルダーのサインがありました。
これも67年、万博の時に建てられたもののようです。
フラードームに比べると、こちらはやはり時代を感じさせる風貌ですが、
でも十分に迫力があります。

今回のツアーは、ベルリンのテレビ塔、パリのシャルルドゴール空港、そして
このモントリオールのフラードームとカルダーの作品と、
奇しくも60年代に作られた建造物ばかりに出会う旅になりました。
その時代に、特別に光り輝くものを感じるのはなぜなのでしょう?
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さて、万博跡地を離れ、また元の市内の地下鉄駅に戻ってきました。
お昼はとっくにすぎて、おなかもすいていましたが、まずは昼食よりもNFBへ!
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中に入ってみると、そこはシアターとビデオを自由に見られるライブラリーになっていました。
そして、カウンターの横の棚には、ノーマン・マクラレンのグッズを発見!
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そこにあったのは、なんとノーマン・マクラレンの全作品はもちろん、
未完成のフィルムやテストまですべてを収録した7枚組のDVDボックス、
そして、マクラレンの絵をあしらったTシャツとトートバッグ。そしてNFBのマグカップ。
急にミーハーになりきって、買い込みました(笑)
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そして、お昼はNFBのお兄さんに教えてもらったベジタリアンレストランへ。
ビュッフェ形式で、量り売りになっている大きなレストランです。
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このところ、肉系のものが夕食によく出ていたので、野菜がたっぷり食べられて大満足。
外は、晴れたり吹雪になったりと天気がくるくる変わっていたので、
しばしこのレストランにとどまって、ブログの更新などをしていました。
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夕方にはすっかり晴れて、夕焼けがめちゃくちゃ美しいです。
夜は、また西堀くんとRobertと待ち合わせて西堀くんおすすめのフランス料理屋へ。
西堀くん、かなりフランス料理が好きみたいです。
あと、この2人はとにかく酒が大好き。ワインの話で盛り上がってます。
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途中から、Robertの友人だという、フランス人の音楽プロデューサーも加わって
国を超えた音楽の話に花が咲いたのでした。

さて、明日は次なるイベント開催地、ニューヨークへ。
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by tenori-on | 2008-04-24 09:50 | TENORI-ON
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