岩井俊雄によるTENORI-ON開発レポート&作品情報
by tenori-on
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TENORI-ON HP(old)
開発中に公開していたヤマハデザインサイト内のTENORI-ON公式webです

ELECTROPLANKTON
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[Official US site]
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ニンテンドーDS上で動く音と光のメディアアート 『エレクトロプランクトン』

いわいさんちweb
親子や家族のあり方をテーマにした、岩井俊雄のもうひとつのブログです。
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スペースシャワーTV取材
今日午後、スペースシャワーTVの音楽情報番組
「SPACE SHOWER MUSIC HEADLINE」の取材を受けました。
(毎週月~金 18:55~19:00の5分間&当日深夜、翌日早朝リピートあり)

5分間番組の中の2分程度の短いコーナーですが
SONARのライブ映像なども織り交ぜて、TENORI-ONが紹介されます。
今日インタビューがあったばかりなので、放送日はまだ未定。
7月中旬くらいになるそうです。
放送日が決まり次第、このブログでアナウンスします!

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ただのマイクだけど、このTV局ロゴが入るだけで
なんか特別な存在になってしまうのが面白い。
いったい誰がいつこれを発明したのだろう?
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-29 21:55 | media
SONARライブを終えて
少し時間が経ってしまいましたが
SONARのライブを終え、日本に戻ってきてから考えた
SONARの印象、その他を書き留めておこうと思います。

まずSONARは予想していた以上のビッグイベントでした。
でも、それがそんなものすごい大都市でもないバルセロナで
行われていることに、心地よさを感じました。
最初からビジネス的にねらってドン!と仕掛けられたのではなく
徐々に自然と人が集まって大きくなった印象で、
バルセロナの街自体が持つ熱気と不思議と調和しているのです。

ヨーロッパで開催される
他のテクノロジーアート系のイベントでも、
同じような心地よさを感じることがあるのですが、
ヨーロッパの人たちは
古いものと新しいものを絶妙にマッチさせるセンスや
技を持っているのではないのでしょうか。

そして、SONARでは誰一人として、
主催者さえも全部を把握できないのでは?と思わせる
テンコ盛りのイベント数とその同時多発性にも驚かされました。
単なるお祭り騒ぎを楽しもう、という万単位の人々から
真剣に次の時代の音楽を探しにくるコアな人までが集まり、
企業デモから実験的なライブ、インスタレーションと、
人も作品も非常に幅広いレンジをカヴァーしているところが
とてもいいのです。

そういえば、僕らがライブをやった会場は、
数百人も入ればいっぱいの
SONARの中では小さいほうの会場で、
しかも場所が他とは離れていたのですが
むしろ新しい音を真剣に聴く、という意味では
すごくよかったことが後でわかりました。

他の大きな会場では、同時多発的にいくつもの
ライブが進行していて、
それこそお祭り騒ぎのようにDJが大音量でやってるものも多く、
その横で実験的なものをやっても、
音が混じってしまったり、客層が合わなかったりと
あまりいいコンディションではなかったようです。

最初の印象では僕らの会場は小さめだな、と思ったのですが
そういう意味では、我々にとっては、
環境も来てくれた客層もベストだったと言えそうです。

そもそも、SONARに誘われたのは、
昨年9月に参加したオーストリア・リンツ市で
開催されたアルスエレクトロニカ・フェスティバルの時でした。

そのアルスエレクトロニカに参加することに
なったのも、直前の8月のLAでのシーグラフでのことで、
ドミノ倒し的に話がつながって、
今回のSONAR参加が実現したのです。
とてもラッキーでした。

そして、別にミュージシャンでも
なんでもない我々を、わざわざはるばる日本から
招待してライブを依頼してしまう大胆さ!
それもさりげないところが
SONARという器の大きさを表しているかもしれません。

僕としては、TENORI-ONという、
いま自分が作っている新しい楽器が、
将来人々の手に渡ったときに
どういった可能性を開けるのか、
自ら身をもって体験できました。

そして従来のミュージシャンとは
まったく違ったスタンスとして
自分のアイデアで自ら新しい楽器を作っていることが
音楽の新しいスタイルを作ることと同じように
SONARという場所で評価された、
ということがすごくうれしかったのです。
(IWAI)

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by tenori-on | 2006-06-28 21:07 | SONAR2006
うれしかったこと
ライブの翌日(SONAR最終日)、
夜の池田亮司くんのステージを見ようと
ランブラス通りを急いで歩いていると、人ごみの中で
誰かに突然、肩をたたかれて呼び止められました。
振り向くとそこにはヒゲづらの外国人の男性。
ニコニコしながら「昨夜、ライブやった人でしょ?」と
下の写真のように両手を上げて指を動かすジェスチャーを
しながら話しかけてきました。
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「昨日のパフォーマンスは僕が見たものの中で最高だったよ!」
「え、本当?ありがとう!」

もちろんお世辞も少し入っているでしょうが、
その心からのニコニコ笑顔に本当にうれしくなりました。
聞けばオーストラリアで音楽関係のプロデュースを
やっているとのことでした。
はるばるオーストラリアからもSONARに来ているんですね。

実はこのとき、ほめられたことより
内心もっとうれしいことがありました。
それは、その彼が声をかけてきたときの手の動作です。
彼がやってくれたポーズと指の動作で
すぐにTENORI-ONのことが言いたいのだとわかったのです。

ピアノ、ヴァイオリン、ギター、フルートなどの楽器は、
空中で手を動かして演奏する真似をしただけで
すぐその楽器だとわかりますよね?
楽器の形とともに、その演奏方法もとても個性的です。

TENORI-ONのことを
まったく新しい楽器にしたいな、と考えていたとき、
形だけでなくその使い方や演奏するときの人の動作も
他のどんな楽器にも似ていないものにしなくては、と思っていました。
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見知らぬその人が、TENORI-ONのことを
的確にジェスチャーで表現してくれたことで
それがかなり成功していると確信できて
僕は心の中でさらにニコニコしていたのでした。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-18 21:00 | SONAR2006
楽器としてのSOUND-LENS
今回のライブでTENORI-ON, Electroplanktonとともに
非常に活躍したのがSOUND-LENSです。

SOUND-LENSは、2001年に僕が展覧会用に制作した
光を音に変えるモバイルタイプの作品。
作ったときから、いつかこのSOUND-LENSを楽器のように使いたい、
と思っていましたが、ついにそれがSONARで実現しました。
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ステージの中央に譜面台を使って、25個の青緑色のLEDを
マトリックス状に並べた光源を設置。
LEDにSOUND-LENSを近づけると、その光が
レンズを通して音に変換されて聞こえます。
LEDひとつひとつが違う音階を出すようになっているので
光の前でSOUND-LENSを手に持って上下左右に動かすと
楽器のように演奏できるのです。

空中で手を動かして演奏するところは、ちょっと
テルミンに似ています。光のテルミン、といった感じでしょうか。
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今回のSONARライブでSOUND-LENSを演奏してくれたのは
ヤマハ西堀くんの学生時代からの音楽仲間、小島くん。
元ドラマーでMAX/MSP使いでもある彼が
世界初のSOUND-LENSによる演奏に挑戦し、
さまざまなテクニックを編み出してくれました。
日々、演奏の表現力が豊かになっていったのには僕自身も驚きました。
やはり楽器は、人によって磨かれていくのです。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-18 10:07 | SONAR2006
SONAR by Night
我々のライブ終了後、すごくヘトヘトだったのですが、
気分よく打ち上げたこともあり、深夜のSONARイベントを見に行くことに。
というのも、SONARは夜のライブこそが一番の見所、と聞いていたからです。
会場はFira Gran Via M2という、市街から離れたところにある
幕張メッセのような見本市会場だそう。

深夜の2時ごろ、なんとかタクシーをつかまえて会場へ。
これ以上は車では入れないから、と言われた場所から
会場に近づくも、なかなか入口にたどり着けず、
延々と周囲を迂回することに。

そしてようやく到着したのは、本当にものすごく巨大な会場でした!
大音量と光の中、万単位の人がうじゃうじゃいる光景は壮観。
昼間の人ごみで驚いているようでは甘かった!
SONARの真価はこれだけの会場にこれだけの人を集めてしまえるところなのだなあ。
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Jeff Mills, Herbertなどのライブを堪能。
丸一日立っていたので足がガクガクになりつつ5時くらいまで滞在。
さていったいこれだけの人数がどうやってここから帰るのか?
と心配になりながら会場を出ると、少し離れた場所にバスが次々と到着。
しかし、それ以上に人が多いのでバスの争奪戦になり
またもや思いっきり走って新しく到着したバスへと乗り込む。
結局ホテルに帰り着いたのは朝7時半ころでした…
今日は本当に一日が長かった!
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-18 08:32 | SONAR2006
本番
ライブ無事終了!
完璧でした!…といいたいところだけど
本番直前、そしてライブ中に細かいトラブルが続出。
でもなんとか乗り切りました。
詳しくは改めて書くとして、まずは写真で。
とにかく終わりました。
ありがとう!
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-17 19:20 | SONAR2006
insen - Alva Noto + Ryuichi Sakamoto
今年のSONARは日本特集。
あちこちで日本人のライブが行われます。
MACBAでも知り合いが何人も演奏するのですが
僕らは明日の本番に向けて
ホテル部屋スタジオで練習、また練習なので
残念ながら見れません。

それでも夜の坂本さん+カールステン・ニコライの
ライブだけは見たくて時間ギリギリに出発。
なんとあんなに晴れていたのに
怪しい雲がみるみる広がって夕立に。
タクシーがまったくつかまらず
地下鉄の駅から会場までずぶぬれになりながら走る!
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会場はとても美しいシンフォニーホール。
収容2300人という巨大なところ。
ライブは非常に硬質で美しかった。
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終演後、ダムタイプの高谷くんに声をかけられて
楽屋へ行くことに。
久しぶりに坂本さんに会いました。
TENORI-ONのことは知っていてくれて、
早く欲しい、買いたい!と言ってもらって恐縮する。
がんばります。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-16 15:50 | SONAR2006
SONAR2006開幕!
6月15日。ついにSONAR2006がスタート。
アーティストパスをもらいに、昼間のメイン会場である
MACBA(Museu d'Art Contemporani de Barcelona)
へ行ってみる。

近づくにつれズンッズンッズンッと響く低音が聞こえてくる。おおやってる、やってる(笑)
そして会場は…うわ、なにこれ!会場の建物の周囲に、チケットを買う人、
会場に入るために並ぶ人の列が延々数百m!
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人ごみをかきわけ、なんとか事務局でパスをもらって中にはいると…
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こんなことになってました(笑)
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SONARというイベントの規模と雰囲気がようやくちょっとわかってきました。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-16 15:33 | SONAR2006
テノリオンスコア
これが今回のライブで使用する
TENORI-ONの演奏用スコアです!
初公開。
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TENORI-ONの演奏では、
たったひとつの音から始まって
徐々に音楽が組みあがっていく過程が
もっとも面白く、スリリングなことのひとつです。

その過程をライブで毎回再現するのに
どうすればよいかいろいろ考えて、
結局、紙の楽譜に行き着きました(笑)

紙を目で見て、そのパターンを手で入力する。
コンピュータ使ってるのに、なんと原始的な!
という気もしますが、ライブという
"生きた"演奏が生まれるには、
こんなアナログな手段が一番よい気がしています。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-16 15:06 | SONAR2006
リハーサル
リハーサル風景です。
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右側は、一緒にずっとTENORI-ONを開発しているヤマハ西堀くん。
僕と彼とで2台のTENORI-ONを同期演奏します。
我々の肩が光っているのは、TENORI-ON操作中の映像を
後ろのスクリーンに映し出すために
今回SONARのために特別に製作した
肩につけるビデオカメラ。
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エレクトロプランクトンもDJのように2台同時プレイします。
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ニンテンドーDSを2台並べ、
操作中の画面を上からビデオカメラで
撮影してスクリーンに投影しています。
(IWAI)
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by tenori-on | 2006-06-16 14:44 | SONAR2006


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